臨床試験で生活はしていける?

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・仕事としての臨床試験

臨床試験は医学ボランティアです。
医学ボランティアと銘打たれていますが、現金による謝礼を貰うことができるのでそれを目当てに参加をしている人がほとんどです。
とは言っても、別にお金目当てで参加することが悪いわけではありません。
無料だと人も集まりませんし、また謝礼を貰おうと貰わまいと臨床試験に参加をすることが世の中の役に立っていることは間違いありません。
臨床試験には、1日あたり数万もらえる案件もあります。
それだけの金額を貰えるとなると、これを仕事として生活することはできないか考えてしまいますよね。

・臨床試験で生活することはできるか?

臨床試験で生活をすることができるかどうか?
これは、難しいと言わざるを得ないでしょう。
まず臨床試験は、普通のアルバイトのように常に募集されているわけではありません。
他のアルバイトの求人数と比較をすると圧倒的に少ないのです。
また臨床試験の募集を見つけることが出来ても、募集属性に合っていなければ参加をすることはできません。
男性のみを募集している場合は当然女性は応募することはできませんし、また何か病気を抱えていないと応募できない臨床試験もあります。

もしかしたら、月に何度も臨床試験に参加できる時期というのもあるのかもしれません。
しかしその反対に、1つも参加できなかったということも十分あり得ます。
このように収入が安定しませんので、臨床試験の収入のみで生活をしていくことは難しいでしょう。
また基本的には薬を使用するのと検査を受ける以外にはやることがありませんので、次の仕事に繋がるスキルが身に付くわけでもありません。

・頼り過ぎないでおこう

臨床試験を仕事として行うことはおすすめできません。
しかし、臨床試験が高収入を得る方法であることは確かです。
現在仕事をしていないけど時間はあるという人は、一度募集を探してみるのもいいのかもしれませんね。
ただ、もし見つけても臨床試験に頼りすぎることは止めておきましょう。

 

 

出典元:臨床試験

最終更新日 2016年3月18日 by tinasdelamp