外壁塗装を長持ちさせるためには、丁寧な工事を行う会社を選ぶことが非常に重要なポイントとなっていますが、これを見分ける事は一般の人には決して簡単なことではありません。
専門的な知識を持っていないとその工事の内容について判断することは難しい上、一般的に外から見ただけではその仕上がりはほとんど変わらないため、長持ちするかどうかを判断することは難しいものです。
見積もりの内容を比較してみる
しかし、素人でも簡単に業者の善し悪しを見分けることができるポイントがあります。
それは見積もりの内容を比較してみることです。
外壁塗装は塗料を使用して実際に人の手で壁を塗る作業であるため、人件費の面ではあまり大きな違いが見られる事はありません。
そのため、格安の料金で作業を行っているようなところは逆にあまり信用できないと考える方が良いものです。
人件費を削減していると言う事はそれだけ作業の内容が少ないと言うことになり、本来必要な工事を削ってその費用を削減していると考えられる場合も少なくありません。
外壁塗装の工程について
外壁塗装は、基本的には大きく分けて5つの工程から成り立つものです。
周囲に塗装による汚れ等が付着しないようにするために様々なところを覆ったり、また安全を確保するための準備を行う養生と言う工程が1番最初に行われます。
これは単純に塗料が付着しないようにするための前処理であると考えている人も多いのですが、実はこの養生を丁寧に行うことでその後の仕上がりに非常に大きな影響を及ぼすのです。
またこの作業を丁寧に行うかどうかで、職人の仕事に対する向き合い方がわかるとも考えられます。
その後、塗装を行う前に外壁の下処理を行い、穴の空いているところを埋めたり、壁の凹凸を修復するといった作業が必要です。
この点は仕上がりに大きな影響を及ぼすため、しっかりと行うことが重要ですが、悪質な業者の場合にはこの部分は隠れてしまうためにいい加減に作業を行ってしまう場合も少なくありません。
しかしこの部分を丁寧に行っておかないと、雨水が内部に入り込んだり、塗装が上手に乗らないと言ったトラブルも発生しがちであるため注意が必要です。
まとめ
その後塗装を下塗りから中塗り、及び上塗りといった工程を重ねて外壁塗装の完了となるわけですが、悪質な業者の場合には下塗りや中塗りを省略してしまうことも少なくありません。
この場合には壁面と塗装の密着度合いが悪くなってしまい、表面が傷みやすくなってしまうことになるため注意が必要です。
このような工程がしっかり行われるかどうかは、見積もりの工程表でも容易に推測することができます。
最終更新日 2025年6月27日 by tinasdelamp
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