1.要点を絞る
映像制作を進めるにあたり、まず最初に考えたいのが要点を絞る事です。
インターネットとコンピューターの発達によって、60分を超える長時間のコンテンツが今では普通にアップロード可能となりました。
ネット動画サイトでは、2時間を超す長時間の物も目立ってきました。
既に人気のゲーム実況者やネット上の有名人になっている場合は例外で、初めてコンテンツをアップロードする場合は、いきなり1時間を超えるムービーを掲載するのはNGです。
ウェブ空間に投稿されるムービーの数がここ数年で爆発的に増加しました。
視聴者はかなり意識的に検索しなければ、目的の動画にたどり着けなくなりました。
長時間のコンテンツはネットユーザーに避けられる傾向が強いです。
多忙な現代社会では10分以上、同じ画面を見続ける暇がないのも事実でしょう。
初めて映像制作をする場合は、要点を絞り込み自分が本当に見せたい事柄だけに絞り込んだ方が良いです。
焦点がぼやけると時間は無駄に長くなり、見る人は退屈します。
再生して数十秒の間に退屈を覚えると、最近のネットユーザーはすぐに別の画面に切り替えます。
テレビ番組ではありませんが、ほんの少しでも視聴者に暇な気持ちを持たれると、すぐに視聴率が下がってしまいますので、開始から1分以内に山場を設ける事も大事です。
2.紹介するムービーの目次を掲載してみる
動画開始の直後に紹介するムービーの目次を掲載してみるのも良いかもしれません。
書籍の目次を見れば、読者は一目で本に描かれている内容と情報が一覧できます。
映像制作もまた理屈は同じで、メニュー画面を作成して、掲載す内容を分かりやすくテキストに書き起こしておけば、見る人が関心を寄せてくれます。
3.マニア向けの内容に絞った方がアクセス数を稼ぎやすい
映像制作をするにあたり、次に意識したいのがターゲットです。
老若男女問わず楽しめるムービーが確かに理想的と言えます。
しかしテレビとは違い、ネット動画サイトはユーザーが主体的にアクセスします。
そのため広く浅く万人の向けの作品を作ると、むしろ反対にアクセス数が伸び悩みます。
特定の世代や性別、もっと言えばかなりマニア向けの内容に絞った方がアクセス数を稼ぎやすい土壌です。
最初から無駄にマニア向けの内容に凝る必要はありません。
しかしある程度、どういった人々に見てもらいたいか、視聴者の属性は想定しておきたいところです。
ターゲットを意識する事で、自然と切り捨てるべき情報や入れなければいけない作風が分かってきますので、出来れば映像制作に着手する前に紙に書き出しておきましょう。
出典元:映像制作求人
最終更新日 2018年8月17日 by tinasdelamp
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